作業場(再現)

「ノモノスとイミューム DVD」の発売を記念いたしまして、サファオン・ドナー(在宅オーディエンス)がライブ本番中に行っていた各種作業を再現いたしました。 各日程の作業室にて、USTREAMの映像を再現した画像をご覧の上、指令コードを入力してください。

解説

ライブの進行には、会場にいるオーディエンスと、パソコン等のネットから接続する「在宅オーディエンス=サファオン・ドナー」の存在が欠かせません。(中略)ネットの向こう側にいる在宅オーディエンス「サファオン・ドナー」は、裏側からライブの進行へ介入します。ライブ中、平沢進からWebカメラを通じて送られて来る指令コードに従い、サファオン・ドナーは一斉に作業を開始します。それは大きく分けて、2つの役割があります。

サファオンの提供

彼らが「ドナー」と呼ばれる所以がこれです。文字通りサファオンの提供を行うもので、これはライブを進行させるための「エネルギー・チャージ」に相当します。簡単なアンケート方式により、それは回収されます。正解となる選択が多ければ多いほど高いサファオンが得られ、間違った選択(=歪んだサファオン)の混在率が高くなるほど、それは低いサファオンと見なされるのです。どれが正しく、どれが間違っているかは、その時の問題の傾向によりけりで、ポジティブな選択が正しい時もあれば、悲観的な選択が正しい時もあります。(後略)

ノモノス解明

平沢進により、ノモノス解明用の指令コードが提示されると、ドナーの皆さんは一斉に作業に取りかかります。これは各ホットポイントで出現する選択肢を探すミッションです。もし誰も見つけられなかったら......もちろんそこでライブの双方向性は失われ、ゲームーオーバーとして無慈悲にも普通のライブへと変貌することになります。ドナーが作業室へ入ると、そこはレンガの壁に囲まれた密室です。部屋の中に転がっている手がかりを拾い集め、その謎を解き、外へと脱出すればそこにノモノスは在ります。いわゆる「脱出ゲーム」的な雰囲気がありますが、どちらかというと謎を解くことに特化した「リドルゲーム」というジャンルにより近いかもしれません。(後略)

以上、DVD「ノモノスとイミューム」ブックレットより一部抜粋