死刑台のダーゴンファイ Phase-1

θ=7 β=3

注:相変わらずタイ・カトゥーイの話題である。ウンザリかもしれないが、まあ聞いてほしい。タイ・カトゥーイから受ける印象は常に強烈で、こうして時々吐き出さなければ私の中でオーバーフローが起こり仕事に悪影響を及ぼす。次のアルバムが混沌とした爆発物になってしまったらどうだろう?それもたまには良いのだろうが、おそらくは、一年も二年もまとまらず、私は消耗してしまう。

さあ、それじゃあ、吐き出そう。

—-Introduction

しくじった。とにかく私はしくじったのだ。

—-Phase-1

いったどうやって手に入れたのか、アメリカの友人がコミケで売られているようなマンガを入手し、そこでヒラサワがホモのように描かれているのを見て驚いていた。何種類かのマンガを入手したらしく、ほとんどが同じように描かれていることに仰天していた。彼は日本語のインタビュー記事や歌詞を読むことができず、ヒラサワの仕事を理解するための手がかりを英語で表現された数少ないキーワードから得ていた。「Chaos Union」「Wire Self」「World Cell」「Black in White」などの言葉の中に一定の法則を見いだしていて、それが私の仕事の基本的な題材のひとつだと理解していた。

  はい、その通り。

彼は、マンガの内容に困惑し、私に質問した。

「あなたは、ほんとうにホモなのですか?」

  いいえ、違います。

私はこの程度のマンガで不愉快な思いはしないが、アメリカ人にとってはヘテロの人間が謂れもなくホモ扱いされるのは相当の屈辱らしい。彼は、マンガについて次のように理解し、このように宣った。

「マンガの作者は、あなたのトランス・セクシャリズムで描かれる人々に嫉妬してこんないたずらをするのでしょうか?」

  わかりません。

「あなたのトランス・セクシャリズムは、あなたが扱うパラドックスを最も 分かりやすく説明していると思います。でも私は理解します。嫉妬もされない カトゥーイが、どうしてパラドックスに成り得ましょうかと。」

  ビンゴ!