θ=2 β=8

    3人のエーと新しいヒラサワ番

    訳あってβのレベルが8にまで達している。この業界は危機にさらされてもバカが治らないのだ。まあいい、勝手に滅びてもらおう。

    さて心を静めよう。世の中には美しいこともあるのだから。Live白虎野の残務処理を終え、タイ王国に逃亡して来た。Bangkok2日間、Phuket2 日間、再びBangkokで3日間過ごした。ご推察の通り話題の中心はSP-2だ。しかたないでしょ?私がタイに行く理由はそれしか無いんだから。まずは 2日飛ばしてPhuketからだ。

    ヒラサワのリスナーであれば既にご存知の、エーというSP-2が居る。そして私には彼女の他にエーと名乗るSP-2の友達が更に3人居る。足し算してみよう。私の回りにエーは4人だ。しかし、ややこしいのは、そのうちの3人が同時期にSimonに在籍していたことだ。10年目にしてようやく分ったことがある。3人のエーを識別するために、それぞれが識別名を持っていたということ。この事を教えてくれたのは、おおよそ8年ぶりにSimonに復帰して来たエーだ。さて、そのエーはどのエーだ?その前に、それぞれのエーを識別する名前を紹介しておう。

    1:エー・メーオ(猫)
    2:エー・ダ(ダッチャリー”気取った女”の”ダ”)
    3:エー・サイ(明るい)

    そう、そのエーはエー・サイだ。では、エー・サイとは誰だ?残念ながら私は今までエー・サイを紹介する機会が無かったのでリスナー諸君はエー・サイを知らない。では、かつてPhuketでヒラサワ番を勤め、ヒラサワのライブに参加し、ビデオにも納められたあのエーはどのエーか。エー・メーオである。では、エー・ダとは誰?これも残念ながらリスナー諸君は知らない。しかし声と話し方がエー・メーオに非常に良く似ており、携帯電話の普及していなかった10年前、Simonの楽屋にある電話で、エー・メーオだと思って話していたのがエー・ダだったことがしばしば有り、話がかみあわず、よく混乱したものだ。そんな時でさえ、誰も識別名を私に教えてくれた者は居なかった。何故だ?

    エー・メーオが7年間行方不明になり、タイ中のSP-2ネットワークを使って探していた時、ある者は彼女はハジャイに居ると言い、ある者はチェンマイに居ると言い、ある者はシンガポールに居ると言いったが全て嘘では無かった。しかし、それは時にエー・サイのことであり、エー・ダのことであった。Phuketに復帰しているという情報を得て電話で直接話したにも関わらず、会ってみればエー・ダだったこともある。そんな訳で、某国境近くの片田舎でひっそりと暮らしているエー・メーオを見つけるのに7年もかかってしまったのだった。あーややこしい。エー・ダは現在Bangkokに居る。え?エー・ダって誰だっけ?

    さて、昨年久しぶりにPhuketに訪れた時のこと、かつてのヒラサワ番であったエー・メーオは当然Simonには居ない。エー・ダもエー・サイも居ない。そこで新たなヒラサワ番としてトップダンサーのナーム・キン姉さんによって指名されたのは若手のオーであったことはすでにどこかで話したはず。しかし、当時のエー・メーオと同年代であるにもかかわらず、オーはどうして良いかわからず、ただヒラサワの横に張り付いて右往左往するばかりだった。そこに今年、突如としてカンバックして来たエー・サイ。ほとんどかつての優秀なSP-2を失ってしまったSimonをナーム・キン姉さんと二人でしょって立つほどの成長ぶり。エー・サイが新しいヒラサワ番の地位を獲得するのに時間はかからなかった。ショーの後、数人のSP-2と歓談しているところにやって来たエー・サイは、鮮やかな振舞で、ものの1分と経たない内に誰もが暗黙のうちに認めるヒラサワ番の座を獲得してしまった。優秀なSP-2はいつも鮮やかに事を成す。

    さて、「しゃべらなければいい女なのに」と誰もが言う、エー・サイはその名の通り明るくしゃべりっぱなしだ。Phuketの新しいヒラサワ番、動くエー・サイのおちゃらけぶりは、亜種音TVで公開することにしよう。

    ところで4人目のエーに識別名は無い。彼女はSimonに在籍したことがないからだ。そして、3人のエーは今後も同時にSimonに在籍することはあり得ないだろう。あースッキリした。

    さて、次はBangkokの最新兵器フィアット嬢の話だ。